今回は、今まで溜め込んだ動画ファイルを、LINEで共有したり、話題にしたり、両親に子供の動画を共有したりできない物かと・・・
写真と同じように、簡単にならないものかと考えてみた。
現在、動画ファイルについては、アナログデータをデジタル化したままPC内に保存している状態で、ほとんど活用していない。ファイルの容量が大きく大量にあるため、面倒で今まで見たことがないのだ。これらの動画を、気軽に家族に公開できたら便利。しかも簡単、安全に・・・
やりたいこと
- 気軽に動画を公開(家族の動画)※外出先、お出かけ中、知り合いに紹介するなど
- 昔のビデオテープ動画、ライブラリ作成(家族公開用)
- いつでもどこでも気軽に観れる
結論
googleフォトを採用。メディアサーバ構築という大げさな事はせず、クラウドを利用したほうが結果的に ”楽” 。
いろいろ試した事
(1)NASを利用する方法
Synology、QNAP、バッファローなど、動画を公開するアプリケーションが付属され簡単に実現することが可能。ルータ等の設定変更せずに外からの視聴もできる。しかし、数テラバイトの容量が必要であること、それ以上にNAS本体が高価だ。
→却下
(2)PCを利用する方法
コレができると一番理想。PC内で動画フォルダを指定して共有する方法。更に、自宅のPCは常時電源がONになっているので、追加費用なしで実現できそうなのだ、適切なアプリケーションを探して試してみた。
《試したアプリケーション》
●Windows Media Player
DLNA機能前提のアプリケーション。しかしWindows Media Playerが、とにかく分かりにくい。またDLNAは家の中で利用が前提のようで外出先で見ることができない。”いつでもどこでも気軽に見たい” が、難しい。
→却下
●plexアプリケーション(2018.04.07現在)
(plex)
ビデオ動画フォルダを指定することで、ブラウザ上で見ることも、外出先で見ることも可能。共有も、googleアカウントに紐づけて公開が可能で、セキュリティ的にも安心。これは行けるかも・・・と思ったのだが・・・
しかし・・・
- 公開条件がフォルダ単位で有ること(共有の自由度が悪い)
- 単体の動画のみ公開すること(専用URLの作成)ができない。
- googleアカウントを持っていない人には公開ができない。
- スマホから見る方法としてブラウザと専用アプリがあるが、専用アプリは有償であること( 無駄な確認画面が常に表示されるなどうざったい。
- ブラウザで観る事はできるが、操作性が良いとは言えず。などなど 。
イマイチすっきりしない・・・
→却下
(3)クラウド(googleフォト)利用 ※結果的に決定!!
なんと、googleフォトで動画のアップロードができるらしい。
(バックアップと同期アプリケーション) を利用することで可能。
大量の自宅ビデオもアップロードできた。しかし、アップロードした動画はそのままではなく、トランスコード(動画の圧縮)される。
※今回、利便性を求めているのでオリジナルの画質については、さほど重要なことではない。実際にトランスコードが行われた画像を比較しても、画質の違いがわからない。気になる方は、下記のURLを参照下さい。
(画質の比較はココが詳しいです)
-注意:アップロードの方法(下記から選択) -
- 高画質(優れた画質を保ちながら容量を節約します。)
- 元の画質(元の解像度で保存します(保存容量を消費します))
※必ず1. 高画質(優れた画質を保ちながら容量を節約します。)を選択します。”元の画質”を選択した場合はストレージ容量が消費される。急激に容量が足りなくなるのでご注意が必要。
-googleフォト採用のメリット-
- 操作性が抜群に良い
- 共有アルバム毎に自由に公開動画を細かくコントロール可能
- 公開状態が見える。セキュリティ管理できる
- 動画を自宅PCで管理する必要がない(動画をアップロード後にBDに書き込んで保管することで、自宅PC容量の節約になる)
- 自宅の電気代金の節約になる(NASストーレージ、パソコンの電源をONにする必要がない)
- 利用料無料で、容量無制限
スマホでの表示イメージ
サムネイル画像が表示される
-追伸-
googleサービスがここまでの完成度で、しかもデータ容量無料で提供されていた事に衝撃があった。多々サービスを調べてみたものの、googleサービスが一番完成度が高いのだ。圧倒的な破壊力である。結局googleか。。。
買い物も同様で、我が家ではamazonがデフォルトだ。一番安いという認識が強く、比較すらしない状況。最安ではないと言う認識も多少あるが、おおきな価格差はないだろうという絶対認識があり、無難な選択をしているという感覚です。
ここまでの安定感と信頼性を得るのは簡単な事ではありませんが、事実、自分の中でamazonブランドが頂点に存在することは間違いない。このように各種カテゴリでの一強状況がますます色濃くなっていくのかな、怖いですね?
※動画は事前に、アナログデータをデジタル化する作業が必要で、その際は下記のような製品でパソコンに取り込むことが可能である。
《更新:20180407》
googleフォトの場合、サムネイル表示のみの表示で、やはりファイル名の一覧がほしいところ。解決方法として、googleドライブから参照することでファイル名の一覧表示される。
スマホからの画面はこんな感じ。
こんな感じ。検索も可能。動画の管理は今のところコレが一番。